気候コミュニケーションプログラム「脱炭素化社会実現に向けて~ブロックを使った共創ワークショップ~」を実施しました!

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2023年9月5日(火)、西条市立丹原西中学校の全生徒41名に、県委託事業『マイ・SDGs実践促進事業』として「脱炭素化社会実現に向けて~ブロックを使った共創ワークショップ~」を実施しました。

【このワークショップのポイント】

  1. 脱炭素化のエッセンスを知る
    「そもそも炭素とは何か?」、「なぜ炭素は悪者とされているのか?」、そして「現代の私たちの生活は脱炭素化によってどのように変化するのか?」、「そのための取り組みとしてどんなものがあるのか?」といった内容を、受け身ではなく、受講者自らが興味を持って学ぶことを促進できます。

    この講座では“100億円あったら建ててみたい素敵なタワー”や“炭素に囲まれている現代の便利な社会”をブロック使って表現することから始まり、その社会を“100年後の人たちから見るとどう見えるのか?”“脱炭素に向かって未来に進んでいる社会とはどんな社会なのか?”を、気候変動の現状や対策等ミニレクチャーを交えて行いました。

  2. なぜブロックを使うのか?
    ブロックで作品をつくることで、受講者自身が望む脱炭素化された社会を視覚化することができ、ブロックを通して対話することで、肩書や年齢等問わず、対等に学ぶ場がつくれます。さらに、お互いの作品や対話を通して、学んだり、気づいたりするプロセスを促します。

    今回は3学年が混ざり合った3~4名のチームで実施。学年が違うから話せないということはなく、楽しみながら学びあってもらえました。
    また、「ブロックがあるから自分の気持ちを話すことが出来た」「未来を考えて意見を言えた」「言葉で説明するより分かりやすいし伝えやすい」「同じお題なのに出来上がった作品は違うから色々な考え方や捉え方があって面白い」等、とても嬉しい感想をいただけました。
「炭素に囲まれている現代の便利な社会」をブロックで表現。100年後の人たちから見ると、人が炭素社会を支えているように見えたそうです。
「炭素に囲まれている現代の便利な社会」を「脱炭素に向かって未来に進んでいる社会」に組み換えた作品。人が炭素社会を支えながらも使うエネルギーは化石燃料ではなくクリーンエネルギーとのこと。

ワークショップを終えたここからがスタート。

これから始めてみたいこととして、「環境についてのニュースを見る・調べる」「日常生活とのつながりを知る」「家で使っている電力会社について親に聞いてみる」「まずはプラスチックごみを減らすことから意識してやってみる」といった意見がありました。

この機会をきっかけに、自らが興味をもって実践していっていただけると嬉しいです。

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