令和2年10月28日(水)と10月30日(金)に愛媛県立西条高等学校商業科の2年生38名と3年生39名の生徒さんを対象に「マイ・SDGs実践促進事業」として地球温暖化・気候変動問題ワークショップを実施しました。
今回は28日に2年生、30日に3年生のクラスで実施。両日共に13チームです。
28日の2年生。前半終了時、環境が0だったことでクラス全体の意識が環境に向きました。彼らの世界には2030年までに全チームがゴールを達成することが可能なリソースがありましたが、ゲーム時間中に気づくことはありませんでした。ゲーム終了後、達成できなかったチームに必要だったカードが余っていないかという投げかけをしたことで、自分たちだけが良ければいいということではないことに気づいた様子でした。
30日の3年生。初めから最後までよく動いていました。自分たちに必要のないものはどんどん別のチームに渡っていく。自分のゴールを達成しても、その中でさらに出来ることはないか考えているチームもありました。最終的に全達成(チームも世界も豊かになる2030年の世界)しました。この後の振り返りで、自分中心だった(まず自分のチームを優先しているところが現実の世界と重なっていること、自分のことしか考えていない、自分たちの子や孫のことを考えずに今まで生活していた、など)という感想が多くみられ、「自分だけではない」「みんなで協力する」という気づきにつながっていました。
SDGsはどこか遠いところのお話。その印象から少し身近なことになった様子の生徒さんたち。このワークショップで感じたことや今から出来る第一歩をぜひ行動にうつしてもらえたら嬉しいです。
西条高校の生徒の皆さん、先生方、ありがとうございました。
2030年の世界(2年生)
2030年の世界(3年生)
ワークショップの様子(2年生)
ワークショップの様子(3年生)
振り返り(2年生)
振り返り(3年生)