平成27年度:環境家計簿調査による排出実態調査結果について

2016.03.04


ECCCCA環境家計簿は、電気やガスなどの6項目の使用量の入力で、簡単に家計から排出される二酸化炭素の量を計算できます。

 

「見える化」により、家庭で使用するエネルギー量を把握することで、普段の生活スタイルを見直し、環境に優しい暮らしを目指すことを目的としています。

 

今回、冬期(平成27年10月~12月の連続する2ヶ月間)の温室効果ガス調査を実施しましたので、集計結果を掲載します。

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1.参加状況について

環境家計簿の世帯人数別での参加状況を表-1に、市町別参加状況を表-2に示す。今回の調査では、56世帯の家庭から参加があった。その内、1世帯当たりの同居者人数は6人が最大であり、同居人数が2~4人である世帯の参加が多かった。また、地域ごとでは、中予地区からの参加が最も多く、南予地区からの参加が最も少なかった。

 

2.エネルギーの使用量について

1人当たりの各エネルギー使用量を同居者人数・調査月にまとめた結果を表-3に、太陽光発電の売電制度を利用した家庭の内訳を図-1に示す。ガソリン、軽油を除いたエネルギーについて、調査月が遅い方が1人当たりのエネルギー使用量が増えていることが分かる。これは、気温が下がるにつれて暖房器具の使用等が増加するためだと考えられる。また、太陽光発電を利用している家庭は6世帯(10.7%)見られた。なお、軽油を使用した家庭は無かった。

 

3.CO2排出量について

 

環境家計簿にて調査したエネルギー使用量に表-4の排出係数を乗じて求めたCO2排出量の調査結果を 表-5に、1人当たりのCO2排出量の調査結果を図2に、各エネルギーによるCO2排出量の割合を図3に示す。電気の使用によるCO2排出量が1番多く、次いでガソリンによるCO2排出量が多いことが分かる。また、前述のとおり、調査月が遅いほどエネルギーの使用量が増加するため、CO2排出量も増加していることが分かる。そして、1人当たりのCO2排出量について、同居者人数が増加するにつれ、概ね減少していることが分かる。

これらのことから、電気製品のこまめなスイッチオフ、公共交通機関の利用、ウォームシェアの実施等により、更なるCO2排出量の削減が見込まれる。