地球温暖化って?

地球温暖化とは?

出所)IPCC第4次評価報告書2007
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト
http://www.jccca.org/)より

地球の表面には大気が取り巻いています。大気の中には主な成分として酸素、窒素があり、それ以外に二酸化炭素CO2 メタンなどの微量ガスが存在し、地球に届いた太陽光は地表での反射や輻射熱として最終的に宇宙に放出されますが、一部は逃がさず、地球上の生物が住みやすい気温を保つ働きをしています。こうしたガスは「温室効果ガス」 と呼ばれます。

しかし19世紀以降、産業の発展に伴い人類は石炭や石油などを大量に消費するようになると、二酸化炭素など大気中の温室効果ガスの量が増えて、太陽からの熱をさらに逃がしにくくし、地球の気温が上がりすぎてしまうことが明らかになってきました。これを「地球温暖化」といいます。

大気中の二酸化炭素の量は200年前と比べ30パーセント程増加しました。これからも人類が同じような活動を続けるとすれば、21世紀末には二酸化炭素濃度は現在の2倍以上になり、この結果、地球の平均気温は今より1.4度から5.8度上昇すると予測されています。

温室効果ガス

出所)IPCC第4次評価報告書2007
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト
http://www.jccca.org/)より

温室効果ガスには、二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素、その他に様々なフロン類があり、これらは私たち人間の様々な活動の中で排出されています。温室効果ガスの中で地球温暖化に最も影響を与えているのは二酸化炭素で、日本の場合排出量の90パーセント以上を占めています。
温室効果ガスの排出は、大半が日本の産業活動に起因しています。とりわけ二酸化炭素の排出は大部分が化石燃料の燃焼により発生しています。

地球温暖化を食い止めるために

地球温暖化を防止し、限られた資源を将来に引き継ぐためにも先進国に住む私たちのくらし方や社会のしくみをもう一度見直すことが求められています。 生活の中で節電や、自動車のアイドリングストップなど省エネにこころがける、また、ゴミをなるべく出さないようにする、たとえゴミを出してもきちんと分別する(分別すればゴミは有効な資源になります)。このような私たちにすぐにでもできる地道な努力が地球温暖化の防止に向けた第一歩となります。

温室効果ガスの特徴

温室効果ガス 地球温暖化
係数(※)
性質 用途・排出源
CO2 二酸化炭素 1 代表的な温室効果ガス。 化石燃料の燃焼など。
CH4 メタン 23 天然ガスの主成分で、常温で気体。
よく燃える。
稲作、家畜の腸内発酵、廃棄物の埋め立てなど。
N2O 一酸化二窒素 296 数ある窒素酸化物の中で最も安定した物質。他の窒素酸化物(例えば二酸化窒素)などのような害はない。 燃料の燃焼、工業プロセスなど。
オゾン層を破壊するフロン類 CFC、HCFC類 数千から
数万
塩素などを含むオゾン層破壊物質で、同時に協力な温室効果ガス。モントリオール議定書で生産や消費を規制。 スプレー、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、半導体洗浄、建物の断熱材など。
オゾン層を破壊しないフロン類 HFC
ハイドロフルオロ
カーボン類
数百から
数万
塩素がなく、オゾン層を破壊しないフロン。強力な温室効果ガス。 スプレー、エアコンや冷蔵庫などの冷媒、化学物質の製造プロセス、建物の断熱材など。
PFC
パーフルオロ
カーボン類
数百から
数万
炭素とフッ素だけからなるフロン。
強力な温室効果ガス。
半導体の製造プロセスなど。
SF6
六フッ化硫黄
22,200 硫黄とフッ素だけからなるフロンの仲間。強力な温室効果ガス。 電気の絶縁

※温室効果ガスに定められる、温室効果の程度を示す値