環境家計簿調査による排出実態調査について

2015.02.20


環境家計簿は、家庭から排出される温室効果ガスの排出量を「見える化」することにより

ライフスタイルの見直しを促しエネルギー使用量・温室効果ガス排出量の削減が期待できます。

愛媛県センターは、この環境家計簿の取り組みを通じて排出実態調査を行ました。

 

環境家計簿の世帯人数別の参加状況は表1のとおりです。

市町別参加状況は表2のとおりです。

単身の参加者と、南予地区からの参加が極端に少なかったです。

 

              世帯人数別参加状況

表1 世帯人数別参加状況

 

 市町別参加状況

表2 市町別参加状況

 

環境家計簿のデータ集計結果は表3のとおりです。

 

エネルギーの種類別総使用量

表3 エネルギーの種類別総使用量

ここで表3のエネルギー使用量に、表4のエネルギーの種類別CO₂排出係数を乗じて、

どのエネルギーからどれくらいCO₂が排出されているかを表5にまとめました。

 

 排出係数

表4 エネルギーの種類別CO₂排出係数

 

 

エネルギーの種類別CO₂排出量

表5 エネルギーの種類別CO₂排出量(㎏-CO₂)

 

ここで、表5の結果から、

各エネルギーを使用した時に排出されるCO₂が総排出量に占める割合を算出した結果を

表6に示します。

 

 エネルギー別に排出されるCO₂が総排出量に占める割合

表6 エネルギー別に排出されるCO₂が総排出量に占める割合

CO₂の総排出量に占める割合は、電気の使用が一番高いことがわかります。

世帯数2人以外は、次にガソリンの使用量が高いことがわかります。

また、単身と世帯数8人以外は11月と12月を比べると

12月の電気の使用割合が多いことがわかります。

このことからウォームシェアの実践や電化製品のこまめなスイッチオフなど

節電に努めることが重要だと考えられると思います。

次に、表5の結果を基に、

同居者数別に1人当たりのCO₂排出総量を計算した結果を表7-1と表7-2に示しました。

 

 同居者数別1人あたりCO₂排出量(11月)

表7-1 同居者数別1人あたりCO₂排出量(11月)

 同居者数別1人あたりCO₂排出量(12月)

表7-2 同居者数別1人あたりCO₂排出量(12月)

同居者数4人までは1人当たりのCO₂排出量が減少していることがわかります。

これは複数人で生活すると食事や団らんなど、一つの部屋に集まって過ごす機会が多いことから、

暖房や照明等を共有することが多く、その結果エネルギー消費が抑えられるためと考えられます。

逆に同居者が5人以上はまだまだ削減ポテンシャルがあると推測されます。

家族やご近所どうしがひとつの部屋・場所に集まって過ごすウォームシェアの実践を行い、

エネルギー消費を抑え、CO₂排出量の削減に努めたいですね。