平成27年度:温室効果ガス排出実態把握のための実態調査結果(一般住宅の設備)について

2016.03.10


温室効果ガス排出実態把握のための実態調査(冷蔵庫・一般住宅の設備)を実施しましたので、集計結果を掲載します。

項目別に、2回の記事に分けて掲載しています。

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【一般住宅の設備導入実態調査結果】

 

①地域特性の分析

コンロの熱源の使用割合をみると、「LPガス」が38%、「電気」が40%とほぼ同程度の割合を占めました。

次いで「都市ガス」が20%でした。

お風呂の熱源の使用割合をみると、「電気」が49%と最も多く、次いで「LPガス」が34%、次に「都市ガス」が17%となっています。

 

 

②住まいの違いによる各種データの比較

「わからない」という回答がとくに集合住宅に多く見られました。これは、賃貸マンションなどを選ぶときに、断熱設計は重視されていない。

または情報として入手できない場合が多いのではと考えられます。

 

また、前の設問で「配慮した」と答えた世帯を、さらに「建築年代」「配慮度合」でまとめました。2011年以降、最近家を建てた世帯は、断熱にとても配慮していることがうかがえます。

 

建築年代の違いによるリフォーム実施割合の比較です。建築年代が古いほどリフォーム実施割合が高いと予想しましたが、今回の調査はサンプル数も少なかったためか、そのような傾向は認められませんでした。

 

前の設問で「リフォームを実施した」と答えた世帯の中で、断熱リフォーム箇所をまとめました。 「窓」が45%ともっとも多く、次いで「壁」「屋根または天井」が27%で同程度となりました。 「床」をリフォームしている世帯はありませんでした。

断熱窓の導入割合については、通常の複層ガラスが約24%、単板ガラスが約22%、二重窓が約16%でした。エコガラス(Low-Eガラス)の普及割合は5%未満と、最新の断熱窓の普及には、まだまだ至っていないことがうかがえます。

また、「わからない」という回答が約35%と多く見られ、家庭の断熱・エコについて意識・知識が十分浸透していないことがうかがわれるのではないかと考えます。

 

③オール電化住宅の確認

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オール電化契約の有無については、「契約している」が27%、「契約していない」が71%となりました。

④再生可能エネルギーの導入割合

今回の調査では「太陽熱温水器」「太陽光発電」についてアンケートを行いましたが、「太陽熱温水器」を導入している世帯はありませんでした。

「太陽光発電」については「設置している」が11%となりました。

 

⑤自動車について

自動車については、「ガソリン車」が92%とほとんどをしめました。次いで「ハイブリッド車」が6%でした。

今回の調査では「プラグインハイブリッド車」「電気自動車」「燃料電池車」を保有している世帯はありませんでした。

また、世帯人数と保有台数の傾向については右図のとおりになりました。

「1台」から「2台」が多く、最大「4台」保有している世帯はいずれも5人以上の世帯でした。

 

⑥給湯器の設備導入状況について

給湯器の熱源タイプについては、ガス、灯油、電気がほぼ同数という結果になりました。電気タイプの給湯器については、「電気温水器」が全体の19%、「家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)」が全体の15%となりました。

また、今回の調査において、ガスタイプにおける、省エネ型給湯器(エコジョーズ)、家庭用燃料電池(エネファーム)、ガスエンジン発電・給湯器(エコウィル)、灯油タイプにおける省エネ型給湯器(エコフィール)、家庭用燃料電池(エネファーム)を設置している世帯はありませんでした。

 

⑦暖房機器の導入割合

暖房機器の使用燃料別の割合については、「エアコン」が69%、ついで「こたつやホットカーペット」が58%、3番目に「エアコン以外の電気暖房」となりました。暖房機器の熱源については電気が多いことがうかがえます。

 

⑧照明器具タイプの利用割合

電球については「白熱電球」が41%ともっとも多く、次いで「蛍光管タイプ電球」「LED電球」が30%でほぼ同数でした。照明器具については「蛍光管タイプ」が70%と多く、「LED照明」は30%でした。

照明機器の調査については「個数が分かりにくい」、「白熱電球・蛍光灯電球・LED電球の区別がつかない」などの意見が多くありました。

 

 

⑨その他

その他、省エネ等で取り組んでいることや、今回の調査の感想については、「部屋の照明で必要ではない時には消すようにしている」、「エアコンの使用を極力控える」、「いらない場所の電気はつけない」、「コンセントはこまめに抜く」、「家を建てる際にLEDや太陽光発電を取り入れれば良かったと思っている」などの意見がありました。